なぜ直視下で手術が行わなければならないか?

直視下剥離法は、術者が直接アポクリン腺を見ながら摘出できるので、取り残しがありません。

ワキガの手術には様々なものがあります。しかし、ワキガを完全に治すには、ワキガの原因となるアポクリン腺を完全に取り除くものでなければなりません。
問題は、アポクリン腺を腺根まで含めて完全に取り除いたか否かを、どうやって手術中に確認するか、ということです。
もっとも確実な方法は、手術する医師がその目で直に確認することです。幸いなことに、ワキの下のアポクリン腺は、イクラの粒のようで、その存在を一粒一粒はっきり確認できます。皮脂腺は「剥離法」では、鳥肌のようにブツブツと膨張してくることがわかります。毛根にいたっては、皮膚科の教科書の図のようにはっきりしています。

自分の目で確認しながら摘出していくなら、アポクリン腺や皮脂腺を一つ残らず、最後の一粒まで完全に取り除くことは容易なのです。

私が考案した「直視下剥離法」の「直視下」とは、直に視ながら摘出を行うことを意味しています。

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